絵のジャンルには洋画 日本画など色んなジャンルがあるが
子供のころから習ったり鑑賞したりするのはどちらかと言えば洋画の類か?
そんなものに慣れていた所為で日本画とはあまり縁がなくどちらかを言えば茅の外。
何時の頃からか日本画も好きになって今では色んな絵を鑑賞するが
鳥獣戯画や浮世絵は別として近代日本画にはそんなに興味がなかったことは確かだ。
正直 イラストや漫画 アニメーションは いまだ 洋画 日本画等と同等の市民権は得ていないように思う。
が、
そのことは その価値をちゃんと理解する文化が育っていないからかも知れない。
一般絵画とイラストなどの描き方には出発点が少し違う。スケッチの方法にもそれが現れる。。。。
以前にも書いたが スケッチには目の前の対象を忠実にあるいはデフォルメして描く場合と
浮かんだイメージを紙の上に具現するスケッチがある。
どちらもそれなりに難しいのだが 記憶の中にある象さんやキリンさんを描いてごらんと言われて
すぐに細かいディテールまではなかなか描けない。
しかし 人間の能力の中にはものの形を単純化して あるいは記号化して表現するある力がある。
その単純化によって物の本質や動きのありようを理解解釈表現することが出来るようである。
そんなことを少し考えるこの頃。。。
静かなもの 動くもの 頭の中の映像 TVの動き。。。。。